干支と蔵干って?
前回、干支(かんし)について
お話ししましたが、これともう一つ
蔵干(ぞうかん)があります。
四柱推命鑑定書には
天干、地支と、蔵干が書かれています
天干(てんかん)とは?
天干は植物に表すと
花や実など成果として見えている
その人の見えている部分
あるいは見せている部分
他人から見えている部分
地支(ちし)とは?
地支は幹や茎、枝といった
天干を支えている部分
もちろん幹がないと花は咲きませんし
枝が少ないと実も少なくなります。
蔵干(ぞうかん)とは?
蔵干は根っこを表していて
表面的には見えていないけど
この根っこがしっかりしていると
植物は力があり、花も実もたくさん
実りますね☺️

切り花は美しいですが
根っこが切り取られていますから
今見えている花が散ると終わりです。
でも、根っこがしっかりある植物
例えば、雑草なんかは表面の草を抜いても
根っこがしっかりしているので
何度抜いても抜いても、しぶとく
また生えてくる強さがあります
人に見せている自分と本当の自分との違い
人に見せてる自分と、本当の根っこの自分
違う方がほとんどではないでしょうか?
職場や様々なコミュニティでは無理して
違う自分を演じている人も多いでしょう。
でも、根っこの自分は本当は違う。
その乖離が大きいと悩みや苦しみも
大きく出てくるのでは?と思うのです。
ですから、四柱推命で鑑定する時
蔵干は、その人の心の核心に迫る
キーポイントとなるわけです。
四柱推命の基本の“き”シリーズ