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十干も通変星も十二運星も、それぞれの意味は覚えたんです。でも、命式を出した瞬間に何から見ればいいか分からなくなります!
だー
だー
そうなのよ。星一つひとつは分かってるのに、命式になると急に読めなくなる。そりゃこんなに色々書いてあったら、どこから見んねん!となりますよね。
この記事を書いている大橋麗菜のプロフィール

四柱推命を勉強し始めると、十干・通変星・十二運星など、一つひとつの意味は少しずつ分かるようになります。

ところが、いざ命式を目の前にすると、

  • どこから見ればいいの?
  • 星がたくさんあって、何を優先すればいいの?
  • 意味は分かるのに、鑑定の言葉が出てこない

と、急に分からなくなる方がとても多いんです。

でもね、これは勉強不足ではありません。命式を読むための「順番」が、まだ頭の中で整理できていないだけなんです。

じゃあ結局、どこから見たらええの?ということで、私が命式を見るときの流れを5つに分けてみました。まずはこの順番で見てみてね。

四柱推命の命式の見方と鑑定する順番

※こちらは以前使用していた鑑定書の画面です。現在のHAPPY四柱推命PROとはデザインが異なりますが、命式・大運・年運など、鑑定するときに確認する基本的な項目は共通しています。

四柱推命の命式は、星を一つずつ読んでも分からない

たとえば、命式に傷官があるから「はい、あなたは繊細で批判的な人」、正官があるから「真面目な人ですね」と、一つの星だけで決めてしまう。これでは、せっかく四柱推命を使っているのに、かなり雑な鑑定になってしまいます。

同じ「辛」の人でも、火に炙られて焦げた宝石なのか、水に洗われて美しく輝くダイヤモンドなのか、まだ土の中に埋まっている原石なのかで、表れ方は変わります。

四柱推命は、日干・五行・通変星・十二運星、さらに大運や年運を重ねて、命式全体を立体的に読んでいく占いなんです。星を一個見て「あなたはこう!」では、そりゃ当たらんわとなるんですよね。

初心者が迷わない命式の見方5ステップ

ステップ1:日干で、その人の基本タイプを見る

最初に見るのは、日柱の上にある日干(にっかん)です。日干は、その人自身を表します。

日干には、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類があります。

大樹のようにまっすぐな甲、草花のように柔軟な乙、太陽のように明るい丙、宝石のように繊細な辛など、まずはその人の基本的な気質をつかみます。

ただし、日干だけで性格のすべてが決まるわけではありません。「私は辛だから繊細なんだ」で終わったら、まだ入口に立っただけ。ここでは「この人は何を中心に持っている人なのか」をつかみます。

十干10タイプの性格・恋愛傾向はこちら

ステップ2:五行バランスと身強・身弱を見る

次に、木・火・土・金・水の五行バランスを見ます。

同じ甲でも、水や木の助けを得て力強く育った大木なのか、支えが少なく弱っている木なのかで、行動力や考え方は変わります。水も、適量なら木を育てますが、多すぎれば根腐れの原因になります。

人も同じやんね。優しく育てたら全員が伸びるわけでもないし、厳しくしたら強くなるわけでもない。その人に何が多すぎて、何が足りないのか。ほかの五行とどう関わっているのかを見ることが大切です。

ここで、日干に力がある身強なのか、力が弱い身弱なのかも確認します。

四柱推命の陰陽五行の相生と相剋

陰陽五行説の五行を詳しく見る

ステップ3:通変星で、才能・行動・社会での役割を見る

日干と五行バランスを確認したら、やっと通変星を見ます。いきなり通変星から読まないのがポイントです。

通変星は、比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬の10種類。自立心、表現力、行動力、金銭感覚、仕事での役割、学び方などを読み解く手がかりになります。

天干に出ている通変星は、人前や社会で見せやすい面。蔵干にある通変星は、内側に秘めている本質的な面として読みます。

特に、日柱の蔵干通変星である「自星」と、月柱の蔵干通変星である「主星・中心星」は重要です。

四柱推命の通変星と十二運星を見る位置

ただし、ここでも一つの星だけを切り取って判断したらあかんのです。たとえば同じ傷官でも、日干の強さやほかの星との組み合わせによって、鋭い批判性として出る人もいれば、芸術性や表現力として花開く人もいます。傷官があるから性格が悪い、なんて話ではありません。

ステップ4:十二運星で、エネルギーの使い方を見る

十二運星は、その人が持っているエネルギーの強さや使い方、行動のテンポを表します。

胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶の12種類があります。

「帝旺だから大吉!絶だから残念!」という見方はしません。帝旺が3つもあれば、そりゃパワフルですが、周りはついていくのに必死かもしれない(笑)。繊細なエネルギーを持つ人には、その人にしか気づけないものがあります。

ざっくり言えば、通変星が「何をしたい人なのか」なら、十二運星は「それをどれくらいの勢いやテンポでやる人なのか」という感じです。

十二運星12種類の特徴はこちら

ステップ5:大運・年運・月運を重ねて、今の時期を見る

ここまで見て、ようやくその人が生まれ持った命式の全体像が見えてきます。最後に、10年ごとの大運、毎年の年運、毎月の月運を重ねます。

生まれ持った性質は同じでも、力を発揮しやすい時期、環境が変わりやすい時期、いったん立ち止まった方がよい時期があります。

本来は力が弱い日干でも、後天運で応援が巡ると一気に行動しやすくなることがあります。反対に、もともと力が強い人へさらに強い運が巡ると、頑張りすぎやオーバーワークとして出る場合もあります。

空亡・天中殺も「怖い時期が来た!何もしない方がいい!」ではありません。その人の命式に何が巡り、どの部分へ作用するのかを見て判断します。空亡だけ見て人生を止めたらもったいないからね。

命式を見る順番のまとめ

  1. 日干で、その人の基本タイプを見る
  2. 五行バランス・身強身弱で、日干の状態を見る
  3. 通変星で、才能・行動・社会での役割を見る
  4. 十二運星で、エネルギーの強さと使い方を見る
  5. 大運・年運・月運を重ねて、今の時期を見る

最初から全部を完璧に読もうとすると、頭の中が星だらけになって止まります(笑)。まずはこの順番を持っておくだけで、命式を開いたときにかなり迷いにくくなります。

そして最後は、星の意味を並べるのではなく、相談者さんが今どんな状況にいて、何に悩み、これからどう生きたいのかに合わせて、鑑定の言葉へ変えていきます。

星の意味は分かるのに、鑑定の言葉が出ない方へ

「意味は覚えたけれど、実際の鑑定になると言葉が出ない」。これ、本当によく聞きます。でも、暗記が足りないわけではないんですよ。

複数の星をどの順番で見て、相談内容に合わせてどこを拾うのか。その組み立てがまだ身についていないだけ。意味をもう100個覚えたところで、組み立て方が分からなければ、やっぱり言葉は出てこないんです。

四柱推命の意味は分かるのに鑑定の言葉が出ない理由

四柱推命を基礎から学びたい方

自分や家族の命式を題材に、星の意味だけでなく、命式全体を読む順番を身につけたい方は、まず鑑定付きお試しレッスンへどうぞ。いきなり本講座へ申し込まなくて大丈夫です。

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すでに勉強していて、命式の作成や大運・年運・相性の確認に時間がかかる方、「分かってるけど鑑定になると言葉が出ん!」という方は、鑑定支援ソフト「HAPPY四柱推命PRO」を試してみてくださいね。

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