命式の全体像
鑑定書の書き方はさまざまですが、このように分かれています。その人が持って生まれた本命が書かれているピンクの部分(ここは生涯変わりません)、そして青いエリアは年ごとの運気を見るところ、緑のエリアは10年ごとの大運を見るところ、オレンジは健康運を見るところ、鑑定師はこれにプラスして五行バランスや融合、分離作用などさまざまなものを見て鑑定していきます。
自分を表すのは日干
まずピンクのエリアにある日柱の十干は「日干(にっかん)」と言われその人自身を表します。「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」の10種類があって鑑定する方が何タイプかをみます。ご自身の十干のタイプ別性格はここでチェックしてみてね👇
そして、次に日干が例えば甲(きのえ)なら、強い木なのかどうか?を判断します。身強なのか身弱なのか?力を得た立派な大木なのか?それとも中がスカスカの骨粗鬆症みたいな木なのか?切り倒された丸太なのか?それによって同じ甲でも随分と違った印象になります。
この人の場合は日干は「辛」になります
辛も火に炙られてこげた宝石だったり、水に洗われてピカピカの美しいダイヤ、あるいは土に埋まったまままだ発見されていない原石である場合もあるんですよね。
五行バランス
鑑定する方を表す日干が強いかどうかは五行バランスを見る必要があります。その際に必要になるのはこの図ですね。例えば甲(きのえ)の方なら、水をたっぷり与えられると大きく育ちます。しかし逆に与えすぎるのも根腐れするので良くない。
人の育て方も同じで、甘やかしすぎるとダメになるし、厳しすぎてもダメになる。またその子の特性によって、褒めまくって伸ばす方が良いこと厳しめで伸びる子、特性が分からないと、アプローチも分からないですよね?
こんな風にバランスを常に考えるのが陰陽五行なんです。でも時にはバランス無視する時もあるんですが基本はバランスです。
通変星・十二運星
日干と五行のバランスを見つつ、星も見ていきます。四柱推命では通変星と十二運星という2種類の星があります。どちらも日干を基点にして出していくのですが、日干と十干を掛け合わせたものが通変星、日干と十二支を掛け合わせたものが十二運星となります。
天干通変星
表だった部分を表しているので、その人の表面的性格、社会や人前でどのように見えているか?を主に見る部分です。
蔵干通変星
隠されたる秘めたる部分を表しているので、その人の内面的な部分、表面には見せない部分を見るところです。どうにも変え難い本質的な部分なのでこちらの方が大事と言えますね。
蔵干通変星の中でも、日柱のものは「自星(じせい)」、月柱のものを「主星(しゅせい)または中心星」と言われ、特に重要視します。
十二運星
十二運星は動物占いや星ひとみさんの天星術と同じなので、結構当たっているなと実感されている方も多いのではないでしょうか?飽きっぽいとか仕事が継続できる性格だとか、その人の持つエネルギーを見ます。
十二運星についてはこちらをチェック👇
本命を見て後天運
ご自身の人生を思い浮かべてみてください。子供の頃、短大や大学生、就職してからの時期、仕事を始めてからの紆余曲折、結婚、出産育児…と色んな時代があったと思います。
初めての人生、初めての就職、初めての結婚、何もかもが分からないだらけで、よく分からないけど、ここまで流れてきたという方だって多いはず。
そしてはっきりとは分からないけど、なんとなく良い流れに乗る方法があるのでは?ということに気がついてきているのではないでしょうか?
空亡(天中殺)チェック
後天運で巡るもので、皆さんが最も恐れるのは空亡(天中殺)ではないでしょうか?まずは一番わかりやすいので、空亡が巡る時をお伝えすると良いでしょう。
空亡は悪い時期ではありません。冬の時期なので自分をゆっくり落ち着けて次の春に準備をする期間。自分の器から出るようなチャレンジなどはうまく行かないことが多く、判断ミスも増えるので控える方が良いでしょう。
後天運に潜むチャンス
後天運はその人の動かない本命に対して、巡ってくるものなので、その年や大運で大きく変わることがあります。この年は大きな変化をしないように守りに入った方が良いとか、あるいは一気に今までの思いを外に出した方が良い時期など、人によって巡りは違います。
持っている本質にいまいち力がなくても、後天運で一気に力がみなぎる時もあります。逆に力を持っている人がパワーありすぎてオーバーワークになって健康に異常が出たりもします。
良い運気はきちんと皆に巡っています。それを受け取っているかどうか?気がついているかどうか?で決まっていくんですね。
どんな時期に変わるか?の見方は色々ありすぎて書けないですが、必ず訪れる変化を見落とさないように伝えてあげることが重要なポイントです。
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四柱推命は生年月日から持って生まれた性質を導き出す占術。3000年以上もの歴史があり的中率は占いの中でも最も高いとされ「占いの帝王」と言われています。
タイプは「木・火・土・金・水」の5つを、さらに陰陽(+と−)に分けた、10種類になります。これを十干(じっかん)といい、あなたの本質を表すキーワードとなります。
あなたの生年月日を入れて、四柱推命の十干タイプを見てみましょう
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