四柱推命は沼る!勉強しても鑑定に自信が持てない理由とは?
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四柱推命を学び始めると、まあ面白いんですよ。
十干、通変星、十二運星、五行、干支、身強・身弱、大運、年運……ひとつ覚えたら、また次の扉が開く。
「なるほど!だからあの人はああなのか!」と腑に落ちた次の瞬間には、「でも、この場合はどうなるん?」と新しい疑問が出てきます。
終わりがない。だから楽しい。
でも、終わりがないものに完璧な答えを求め始めると、楽しい沼が恐ろしい底なし沼に変わるんです。
本物の沼にハマった話
2024年に購入した古民家の裏庭に竹藪がありましてね。大雨の翌日、竹の間引きをしようと長靴で入ったら、いきなり両足がズボォッ!
長靴ギリギリまで沈んで、足が抜けない💦
「ぎゃーーー!」と竹につかまりながら、もがいて、なんとか脱出しました。
地面に見えていたのに、踏んだらヌマヌマで・・。沼ってほんまに怖い。
四柱推命も、ちょっと似ています。
人の心や人生を紐解くものなので、そもそも唯一の答えがありません。そこをわかったうえで楽しむなら、とても役に立つ学問です。
ところが、「絶対の正解を見つけたい」「全部説明できるようになりたい」と思い始めると、どんどんぬかるみに足を取られていきます。
古典のどこかに「神の答え」があると思っていた
真面目な人ほど、「当てなければいけない」と思います。
「この命式は、こう読めばいい」というテンプレが欲しい。もっとすごい先生なら答えを知っているんじゃないか。どこぞの古典には、すべての謎を解く一文が書いてあるんじゃないか。
実は、一時期の私もそうでした。
四柱推命の古典を全部読破すれば、神様から答えを授けてもらえるのではないか??と思っていたんです。
でも、あの頃の私は、勉強熱心だったというより、自信がなかった。
自分の読みを信じられないから、偉い先生や古い本に正解を保証してほしかったんですよね。
もし間違っても、「だって、あの古典にこう書いてあったんだもん」と言える逃げ道が欲しかったのかもしれません。
知識を深めることは大切です。でも、知識を集めることと、自信を持って人を鑑定できることは別なんです。
四柱推命でも答えられないことはある
占い師をしていると、いろいろな質問がやってきます。
「私の死期を教えてください」
わかりません。私は神ではありません。
そもそも人の死期を断定するのはタブーです。体調を崩しやすそうな時期、無理をしない方がいい時期は読めます。でも、「あなたは何年何月に死にます」なんて言えるものではありません。
そんなことを自信満々に言う人がいたら、占いの腕より先に、その人との距離を見直した方がいいです。
「彼は不倫していますか?」
不倫しやすい性質や、気持ちがふわつきやすい巡りはあります。でも、実際に不倫しているかどうかは命式には書いてありません。
確実に調べたいなら、スマホを見る……ではなく(笑)、興信所へどうぞ。
命式を100時間眺めても、ホテルの領収書は出てきません。
「有馬記念で勝つ馬を教えてください」
競馬やギャンブルの相談も、たまにあります。
生年月日で運気を出すとしても、競馬は人馬一体。騎手も馬も見ないといけない。馬の生まれ時間まで調べるんかい。
いやいや、そうじゃなくて😅
どの馬が勝つか確実にわかるなら、私は鑑定師をせずに馬券を買っています。
「運気が悪いはずなのに、何もありませんでした」問題
四柱推命で見ると、この2年は物事が停滞して、少ししんどかったのでは?と思う時期。
ところが、お客様に聞いてみると、
「ん〜、特に何もなかったです。むしろ楽しかったです」
なんてことも普通にあります。
なぜなら、人は命式だけで生きていないから。
- 生まれ育った家庭
- 親やきょうだいとの関係
- 出会った友人やパートナー
- 住んでいる場所や仕事
- 本人がその時に何を選んだか
- 体調や年齢、これまでの経験
同じ命式でも、これだけ条件が違えば、出方が同じになるはずがありません。
命式はその人の設計図のようなもの。でも、どんな家を建て、誰と暮らし、途中で何を増築するかまでは決まっていないんです。
四柱推命が当たらないとき、星を足してはいけない
学び始めた頃は、鑑定が当たらないと焦ります。
「五行だけでは説明できない。蔵干かな?特殊星かな?いや、納音?神殺?もっと知らない技法があるのでは?」
そうやって、説明がつくまで星や理論を足していく。
これが沼です。
もちろん深く学ぶのは悪くありません。でも、当たらない理由が知識不足とは限りません。
単に、その人が命式とは違う環境を選んで生きてきたのかもしれない。その星をまだ使っていないのかもしれない。あるいは、こちらの質問の仕方が悪かっただけかもしれません。
そこで無理やり辻褄を合わせると、鑑定ではなく「私の理論を正解にする作業」になってしまいます。
お客様を命式に押し込めるのではなく、命式を使ってお客様を理解する。
この順番を逆にしないことが大切です。
四柱推命に沼りやすい人
- 人をコントロールしたい人
- 学歴や知識にコンプレックスがある人
- 完璧主義の人
- 自己肯定感が低い人
- 自分の判断に自信がない人
- 人からの評価を気にしすぎる人
- 「当たる先生」と思われたい人
ちょっとドキッとしました?
大丈夫。私もいくつか当てはまっていましたから(笑)
こういう人はダメという話ではありません。むしろ真面目で、一生懸命に学べる人です。
ただ、その真面目さが「間違えてはいけない」「わからないと言ってはいけない」に変わると危ない。
わからないものは、わからない。
四柱推命で見える部分と、本人に聞かなければわからない部分を分ける。それができるようになると、鑑定はずっと楽になります。
沼から抜けるには、実際の人を鑑定する
本を何冊読んでも、鑑定ができるようにならない人がいます。
それは知識が足りないからではなく、正解のないものを、自分の言葉で伝える練習が足りないからです。
比肩は自立、傷官は繊細、正官は真面目。
そこまでは本に書いてあります。
でも、目の前の人の比肩が「一人で頑張れる強さ」なのか、「人に頼れず抱え込む癖」なのかは、会話をしないとわかりません。
だから私は、命式を見る順番を覚えたら、実際の人をたくさん見ることが一番だと思っています。
当たった、外れたで終わらせず、
「この星が、この人にはこう出たのか」
と事例を増やしていく。それが、自分の鑑定の引き出しになります。
命式をどこから見ればいいかわからなくなった方は、まずこちらの順番に戻ってみてください👇
四柱推命の命式の見方|初心者でも迷わない鑑定の順番5ステップ
四柱推命は「未来を決めるもの」ではなく「選ぶための道具」
四柱推命を学ぶと、自分の性格や得意なこと、無理をしやすい時期が見えてきます。
それは人生を決めつけるためではありません。
「私はこの星だから結婚できない」
「今年は運気が悪いから何もしてはいけない」
「この人とは相性が悪いから別れなきゃ」
ここまで来ると、四柱推命を使っているようで、四柱推命に使われています。
星は命令ではなく、天気予報みたいなもの。
雨の予報なら傘を持つ。でも、雨だから人生終了ではないでしょう?長靴を履いて出かけてもいい。ただし、大雨の翌日に竹藪へ入ると、本当に沼へハマります(笑)
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まとめ|沼ってもいい。でも底に答えは落ちていない
四柱推命は、沼るほど面白い学問です。
だから沼っていい。好きなだけ本を読んで、命式を出して、「なんでやろう?」と考えたらいいと思います。
ただし、沼の底に唯一の正解が沈んでいるわけではありません。
どれだけ勉強しても、わからないことはある。外れることもある。自分の思い通りにならないことも必ずあります。
それを認められたとき、知識を振りかざすのではなく、その人の話を聞ける鑑定師になれます。
四柱推命を当てるためではなく、目の前の人が自分の人生を選びやすくするために使う。
それくらいの距離感が、ちょうどいいんじゃないかなと思います。
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そして、本物の沼を体験してみたい方は、大雨の翌日に古民家の竹藪へどうぞ。長靴必須です。ただし、抜けなくなっても自己責任でお願いします😁なんつって









