やばい命式その①食神&病。経営者がなぜこぞって四柱推命講座を受ける?
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食神は本来めちゃくちゃ良い星
食神(しょくじん・しょくしん)は「食べる神様」「福禄の神」といわれるくらい、本来はとても良い星です。
食べること、楽しむこと、遊ぶこと、表現すること、子どもなどを表します。楽天的でおしゃべり、愛嬌があってサービス精神も旺盛。自分が楽しむことで、周りまで楽しくさせる星なんですね。
四柱推命の仕組みでいうと、食神は自分を表す日干から生み出される五行。自分の中にあるものを、話す・書く・作る・育てるという形で外へ出す「表現の星」です。
ここまで聞くと、食神いっぱいあったら最高やん!と思うでしょ?
ところが、良い星も多すぎると話が変わってくる。楽天的でおしゃべりでパリピ気質、楽しみたい、遊びたい、可愛がられたい。その勢いが増して悪さをしだすと、一気に暗転することがあります。
食神を含む通変星10種類についてはこちら👇
あの犯罪者も持っていた「食神&病」
四柱推命を勉強していた頃、「食神&病」がセットになると、悪く出た時はちょっと厄介だと教わりました。
そして実際に鑑定を続けてきて思うのは、食神が命式にいくつもある人は、良くも悪くも欲に素直だということ。
麻原彰晃の命式を見ると、月柱に「食神&病」があります。
もちろん、食神&病がある人が犯罪者になるという話ではありません。ここを雑に結びつけたら四柱推命ではなく、ただの星当てゲームです。
ただ、食神の子供のような無邪気な欲求と、「病」の想像力や思い込みが悪い方向へ重なった時、本人の中で作り上げたストーリーに突っ走ることがある。私は鑑定現場で、そう感じる例を何度か見てきました。
とんでもないクソビッチ社員!?
ある経営者さんから、かなりお怒りモードで連絡が来ました。
「社員3人をたぶらかして、私を陥れようとわざと書類を提出しない。おまけに絶対バレるのに嘘をつきまくっている、どうしようもないクソビッチがいる!四柱推命で見てみて!」
……さすが庚の最強シャチョ(笑)
でも、熱量が伝わるように、あえてそのまま書いております😅
命式を見て、私が「えらいこっちゃ」と思ったのは、この方に「食神&病」が3セットもあったことです。これ・・すごいでしょ??
同じ星が1つあるのと、3セット重なるのとでは、出方の強さが違います。初学者でも「これはやばすぎるほど偏っている」と分かりやすい命式でした。
罪悪感のない「子どもの星」
食神は子どもの星でもあります。この星があると子どもっぽさが出たり、年齢より若く見えたりします。
良く出れば、素直で無邪気。人懐っこくて、周りを明るくする人。
ところが悪く出ると、屈託のない悪戯心がそのまま暴走することがあります。「楽しいから」「可愛がられたいから」「私を見てほしいから」と、欲に素直に動いてしまう。本人の中では、それほど悪いことをしている感覚がない場合もあります。
妄想の星「病」
十二運星の「病」は、病気になるという意味ではありません。感受性が強く、想像力が豊かで、目に見えないものを思い描く星です。
良く出れば、芸術、音楽、文章、物語を作る才能。普通の人には見えない世界を形にできます。
でも悪く出ると、想像がどんどん膨らんで、思い込みが強くなる。「自分は悪くない」「私は被害者だ」と、自分の中で作った物語が本人にとっての真実になってしまうことがあります。
ただし、これは経営者さん側から聞いた話と命式を照らし合わせた一例です。本人から見れば、また違う事情や言い分があるでしょう。この一例だけで、食神&病を持つ人全員を決めつけることはできません。
食神&病の有名人
食神&病を持つ人が、やばい人ばかりなわけではありません。むしろ素晴らしい人たちもたくさんいらっしゃいます。
長嶋茂雄さん、山下泰裕さん、森末慎二さん、ASKAさん、芥川龍之介さんなど。
スポーツ選手も多いですね。大人になっても少年のような心を持ち続け、夢中になって一つのことを追いかけられる。食神の無邪気さと「病」の想像力が、競技や表現に向かえば、とてつもない力になります。
同じ星でも、何に使うかで全然違うんです。
食神&病は、結局やばい星なのか?
結論からいうと、食神&病があるだけなら、全然やばくありません。
ただ、同じ組み合わせがいくつも重なっていたり、ほかの星とのバランスが大きく偏っていたりすると、良さも弱点も濃く出ます。
食神の「楽しみたい」「愛されたい」と、病の「想像を膨らませる」が良い方向へ向かえば、愛嬌のある表現者、スポーツ選手、芸術家、人気者になる。
悪い方向へ向かえば、自分の欲求や自分で作った物語を優先し、周りが見えなくなることがある。
だから、星を見て「この人は悪人」と決めるのではなく、この強いエネルギーが、今どちらへ向いているのかを見ることが大切なんですね。
経営者はどう見ればいい?
四柱推命を知っていると、面接で人当たりが良かった人が、仕事に慣れてからなぜ違う顔を見せるのか。その理由を考えるヒントにはなります。
食神が強い人は、明るくて愛嬌があり、最初の印象も良い人が多いです。接客や営業では大きな魅力になります。一方で、細かな管理や嫌な仕事を後回しにしやすいなら、提出期限を明確にする、確認を一人に任せないなど、仕組みで補うことができます。
「偏った命式だから採用しない」と命式だけで切るのは、さすがに乱暴です。でも、実際の言動に違和感がある時、命式を見ることで「この人はどこで暴走しやすいのか」「どんな配置や伝え方なら良さが出るのか」を考えることはできます。
星を人を切る刃物にするのか、人を生かす取扱説明書にするのか。ここは鑑定する側の腕と人間性が出るところだと思います。
食神と傷官の違い
食神と傷官は、どちらも自分から何かを生み出す「表現の星」です。
食神は、楽しい、おいしい、面白いを人に届ける星。傷官は、美しい、もっと良くしたい、ここが違うと細部まで追求する星。
食神が「みんなで楽しく食べようよ!」なら、傷官は「その盛り付け、あと3ミリ右じゃない?」みたいな感じです(笑)
まとめ|吉星も多すぎると暴れる
食神は本来、人を楽しませ、衣食住の豊かさを味わい、好きなことを表現する素晴らしい吉星です。
でも、良い星だからいくつあっても安心、ではありません。食神に限らず、命式の中で何かが極端に偏れば、その星の良さと同時に、扱いにくさも大きくなります。
悪い星を探すのではなく、強すぎる星をどこへ向けるのか。ここまで見てこそ、四柱推命は面白いんですよ。
命式全体をどんな順番で見ればいいのかはこちら👇
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