四柱推命|お金があると幸せか?損得と本当の価値観・幸福感
損得で動かない人
最近、私の友人で真言宗の僧侶であり、四柱推命鑑定師でもある、びっくりするほど「人が良い人間」がいます。その人の行動を見るといつも考えさせられるんです。同じように感じる方もいらっしゃったら嬉しいです。
先日、知人から現場仕事を手伝ってほしいと頼まれたそうで、朝から14時までということで、引き受けたそうなのですが、結果的に18時くらいまで仕事をしたらしいのです。残業手当はナシ。日給も少なかったので、それで良かったんですか?と聞いたら、答えは意外なものでした。
「色々勉強になったし本当に楽しかった」
私はその言葉がずっと引っかかっていました。「いいようにこき使われてるんじゃない?」と思ってたんです。でも、本人は全く損したと思っていない。それどころか
- 経験できたこと。
- 人との関わり。
- そこで得た学び。
その価値を喜びとして、受け取っているんですね。おまけにお金までいただいたくらいに言っていたので、私の心は汚れているなと感じてしまったんです(笑)
大欲と小欲
数年前、その方から「大欲と小欲」の話を聞いたことがあります。自分の利益ばかりを求める小欲と、世のため人のために尽くしたいという大欲。小欲から大欲へグレードアップすると生きやすいよということなんです☺️
小欲
「小欲」は自分さえ良ければ!あいつよりも俺が!といった考えの傲慢な欲で、ベクトルは全て自分に向かっています。これが肥大化していくといくら満たそうとしても満足感を得ることができず、満たされないから常に不安でいっぱいになるんです。心の貧乏ですね。
小欲に心が支配されると、「早く」「簡単に」「自分だけ得したい」という気持ちが強くなります。SNSが過激化したり、短絡的なお金の得方に走る背景にも、こうした心理があるのかもしれません。
大欲
一方「大欲」は、自分よりも周りの人たち、社会やみんなの幸福や繁栄・発展を願う欲で、ベクトルは外に向いています。周りを幸せにすると自分自身も喜びに満たされるので、心は豊かですね。
バランス
でも、小欲がないと、試合に勝ちたい!大谷翔平のような選手になりたい!といった将来の夢を持てないし、小欲がクリアできていないのに大欲にアップグレードできるはずがない。
「小欲が満たされた」と感じるラインが人によって違うし、願いが叶うとさらにもうワンランク上の願いを叶えたくなるのが人間の性だったりもするしね💦この小欲ステージは、なかなか難関なんですよ。
小欲ステージがクリアしてないのに大欲ステージに走ってしまう人もいて、これもまた苦しくなるんですよね。無理しちゃうからね
私の小欲
SNSで1億総人口が「わたしを見て!」の発信者になりつつある時代。承認欲求は小欲ですから満足感はいつまでも得られず、どんどん肥大化していきます。ほとんどの発信者はキラキラ見せている裏で苦しんでいます。その苦しみの対価として利益が入り、小欲を満たすことで精神のバランスを取っているように思えます。
そういう私もスタートした時、アメブロメインで頑張っていましたが、思い返してみると事業をしようと思ってなくて、みんなに四柱推命を教えたい!広めたい!という「大欲」に近いものだったんです。こういう時って無敵のスター⭐️みたいな状態ですね。だから勝手にアメブロで広まっていきました。
ところが、後から「小欲」が湧いてきて、もっとがんばらないと!どんどん四柱推命を教える人も出てくるから、焦りと欲がべったりとくっついてしんどくなった時期がありました。そして…
私は発信を一旦止めてしまったんです。
お金の価値
「海賊と呼ばれた男」で一躍有名になった出光佐三の言葉に
「お金は尊重せよ、しかし金の奴隷になるな。」
と、あります。お金や利益を否定しているわけではないけど、利益だけを追いかけていると、いつの間にか自分がお金に追われてしまう。気が休まる時がなくなるんです。
さきほどの方は、お金で動かない。地元のお年寄りに相談されたら3時間でも話を聞く。いくらもらおうなんて1ミリも考えなくて「話を聞くだけでその人が楽になるのなら嬉しいじゃない」と言う。
逆に、お金を積まれても、自分の義に反することはやらない。お金が判断基準じゃない。自分の義と他人への利で決めているんです。
幸福感
お金は十分持っていないかもしれないのだけど、その人は「幸せ」なんです。どれだけ稼いでいても眉間に皺寄せてる経営者よりもずっとずっと「豊か」に見えるんです。
「あんなふうになりたい」という、また私の小欲が湧くのですw
きっと私はまだまだ人生1周目のヒヨコなんでしょうね😅
お金は後からついてくる
出光佐三はこうも言っています。
「人を主にすると、金は後から追いかけてくる」
本当にそうだろうと思います。だからといって、「人のために動けばすぐに豊かになる」と単純な話でもないと思っています。優しさにつけ込む人もいます。そういう経験を通して、自分の「人のため」が本物なのか試されているように感じることもあります。それでも「人のために」を遂行できる人でありたいなと思います。
しかし、人のためというのは?甘やかすことでもないし、自己満足を伴う「人のため」は偽大欲です。人の成長を妨げる、ありがた迷惑でしかありません
私は色々考えてしまいました。
人生のステージ
こういう考えに至ったのも、四柱推命を学び、さまざまな人と出会い、経験させてもらったおかげだと思っています。
昔の私は、自分のことで精一杯💦子育ても必死だったし、苦しい、しんどい、どうしたらいいんだろう…と、自分のことばかり考えていた時期もありました。
でも四柱推命を通してたくさんの人と出会う中で感じたのは、苦しんでいるのは自分だけじゃないということ。みんな、それぞれの場所で悩みながら、自分という人生を一生懸命生きている。
そして誰もが「自分らしく、美しく生きたい」と願っているんじゃないかなと思うんです。
お釈迦様みたいな境地には到底なれないし、小欲もある。損得も考える。欲もある。なれない自分を責めたりすることもあったり、でも、それも人間らしさであり、美しさなのかもしれません。
ちなみに…私は四柱推命の命式に「印星を5つ」持っています。
こういうことをいつも考え込んでしまうのも、命式らしいなぁと思ってしまいます(笑)
もし似たような人がいたら、ちょっと嬉しいです。










