天地徳合でも別れる
天地徳合というのは干合して支合しているので、精神的にもなんとなく居心地が良く、肌が触れあった時の肉体的なフィーリングもばっちりという関係になるんです。最高じゃない!って思うけど、案外別れてしまうこともあるんです
ちょっと申し訳ないけど、有名人の方で説明すると分かりやすいので例を挙げてみますね。
前田敦子さん&勝地涼さん
辛巳の前田敦子さんと丙申の勝地涼さんは天地徳合のカップル。結婚したのは2018年戊戌の年、辛の前田敦子さんはお母さんの星である「印綬」が、丙の勝地涼さんには思いやりの星「食神」が巡っていた年でした。
勝地涼さんの命式・・なかなかこれは😅
別居した時
逆に別居された2020年は庚子年で、前田敦子さんは、傲慢の星とも奪う星とも言われる「劫財」が巡り、勝地涼さんには、ちょっとチャラい浮気の星「偏財」が巡っていました。
本当に不思議なんですが、人の精神的なバイオリズムって必ずあるじゃないですか、どれだけ元々の相性が良くても、巡る星によってその時々人の感じ方や接し方、受け取り方も全てが微妙に違ってくるんです。
その微妙な違いが、すこしづつ綻びを生み出して亀裂になるということもあるんです。
離婚した時
前田敦子さんは一匹狼の星「比肩」がめぐっていました。劫財も比肩も自立の星ですから、家庭からも自立したくなります。これらが巡る時に離婚することは多いです。一方勝地さんは、妻や家庭を表す「正財」でしたが、この星はきっちりしたいまじめな星。別居ではなくきちんとしようと思ったのかもしれませんね。
天地徳合は刺激的
天地徳合は、良いことも起きやすいけど嵐のような突発的な出来事も起こるゆえに、別名「晦気殺(かいきさつ)」とも言われます。相性としては最高のようでいて、それにあぐらをかいて安心していると、突然の別れがくる。
ご夫婦やカップルの相談ではこういった流れを見ることがとても大事ですね