推定無財から確定無財?コールドウォレットから1.16BTCが消えた話
この記事を書いてる人
以前、こんな記事を書いたんですよ・・
無財だからといって、お金がないわけでも、人脈がないわけでも、結婚できないわけでもありませんよ、と。その考えは、もちろん今も変わっていません。
ところが2026年、コールドウォレットに保管していた1.15995775BTCが、私の知らないところで全額送金されていました😭こんなことがあるのーーー?2017年に続き、2度目の仮想通貨サプライズです。
推定無財から、確定無財へ。
こんな身体を張った実証実験はいらんけど、当たり前のことを言っておきます。
無財だから、ビットコインを盗まれたわけではありません。
暗号資産の不正流出という現実の被害と、四柱推命の命式は分けて考えます。「無財だから盗まれました」で終わったら、原因も対策も何も見えなくなってしまいますからね。
でも、あまりにも「無財」の文字どおりすぎて、四柱推命すごい。いや、そこまで当てなくてええねん!と思ったので、今回は私に起きたことを記録します。
無財の命式
見てのとおり、財星がないんです。蔵干にも、わずかに偏財があるかな……くらい😭もう悲しいほどに、財&官がない命式です。
ある日、残高がゼロになった
暗号資産は取引所へ置いたままにするより、自分で管理するコールドウォレットの方が安全。私はそう思っていました。だってネットでつながってないんだもん🎵なんて悠長に思っていたんですよ!!
実際、以前利用していた国内の取引所が破綻し、資産を全部持っていかれた経験があります。そのため、今度こそ安全に保管しようと、約1.16BTCをコールドウォレットへ移していました。ちなみにこのBTCは2017年に入手したもので、当時は60万〜80万円だったと思います。
コールドウォレットとは?
暗号資産を保管・管理する方法には、大きく分けてホットウォレットとコールドウォレットがあります。
ホットウォレット
ホットウォレットは、インターネットにつながった状態で秘密鍵を管理するウォレットです。スマホやパソコンのウォレットアプリ、暗号資産取引所の口座などが身近な例です。すぐに送金や取引ができて便利な反面、フィッシング、ウイルス、不正アクセスなど、オンライン上の攻撃を受ける可能性があります。
コールドウォレット
コールドウォレットは、暗号資産を動かすための秘密鍵を、インターネットから切り離して管理する方法です。
私が使っていたのは、USBメモリのような小型機器で秘密鍵を管理する「ハードウェアウォレット」と呼ばれるタイプでした。ここで誤解しやすいのですが、ビットコインそのものが機器の中へ入っているわけではありません。
ビットコインはブロックチェーン上に記録されていて、ウォレットはそれを動かすための鍵を管理しています。
家にたとえるなら、ビットコインが家の中にある財産で、秘密鍵が玄関の鍵。ハードウェアウォレットは、その鍵をオンラインから離して保管するための道具です。
| 種類 | 特徴 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| ホットウォレット | ネットにつながっていて、すぐ使える | 不正アクセスやフィッシングなど、オンライン上の危険 |
| コールドウォレット | 秘密鍵をネットから切り離して管理する | 復元情報の紛失・流出、保管場所への物理的な接触 |
一般的には、長期保管にはコールドウォレットの方が安全性を高めやすいとされています。
ただし「コールドウォレットなら絶対安全」という意味ではありません。
機器を紛失したり壊したりしても、復元用の単語があれば資産へ再びアクセスできます。逆に言えば、その単語を他人に知られると、手元の機器を盗まれていなくても、別の場所でウォレットを復元される可能性があるということです。
24単語で、世界中のどこからでもBTCを召喚できる
ハードウェアウォレットを最初に設定すると、復元に使う24個の英単語が表示されます。一般にリカバリーフレーズ、シードフレーズなどと呼ばれるものです。
これが、ただのパスワードとは少し違う。
機器をなくしても、壊しても、新しい対応機器やウォレットへこの24単語を正しい順番で入力すれば、元のウォレットを復元できます。
警察へ相談したとき、担当の刑事さんに、今回の件は「不正アクセス」ではありません。と言われたんです。でも、不正アクセスですよ?と説明をしても、この仕組みがよくわからない様子でした。
「つまりですね、呪文を唱えただけで神霊や魔物を召喚できるように、24個の単語があれば、世界中のどこからでも私のビットコインを召喚できるような感じなんです」
と説明したら、「ああー、なるほど!」と、やっと話がつながりました。
正確には、ビットコインが空中からポンッと召喚されるわけではありません(笑)24単語から元と同じ秘密鍵を復元し、ブロックチェーン上に記録されているビットコインへアクセスできるようになる、という仕組みです。
でも、持ち主の立場から見れば、召喚の呪文みたいなものです。
24単語さえ知っていれば、事実上の持ち主になれてしまう。
機器が私の手元にあっても関係ありません。遠く離れた場所で、別の機器へ24単語を入力されれば、同じウォレットを復元できてしまいます。
銀行なら、通帳やカードを盗まれても、本人確認や利用停止という壁があります。
ところが暗号資産の自己管理では、この24単語が本人確認そのものに近い。名前も顔も身分証も関係なく、正しい秘密鍵で署名できる人が資産を動かせます。
だから絶対に、
- 写真を撮らない
- スマホのメモやクラウドへ保存しない
- メールやメッセージで送らない
- ウェブサイトへ入力しない
- サポート担当者を名乗る人にも教えない
これが基本です。
サポート側から24単語すべてを尋ねてくることもありません。私はここを、頭ではわかっていたつもりでした。でも本当の怖さは、資産が消えてから知ることになりました。
古いウォレット
私が使っていたウォレットは2017年頃に購入したもので、とても古い機種でした。ドイツの友人から、8月にBTCが危険に晒されているよと連絡があり、8月1日には残高を確認して、まだ1.16BTCあったのです!!安心して、でもそのウォレットが動作も鈍いし脆弱性もあるだろうってことで、新しいものを購入したんです。それが届いた2026年9月、新しいウォレットに資金を移行しようと24単語を入れて残高を確認すると、
残高、ゼロ。
え???
何度見てもゼロ。接続が悪い?表示の不具合?アプリの更新が必要?心拍数上昇上昇〜⤴️最初は盗難だと思いたくなくて、ありとあらゆる「残高が見えないだけ」の理由を探しました。。
ログ探し
そして、ログから、ブロックチェーン上の履歴を確認すると、2026年4月30日に全額が外部アドレスへ送金されていました。もちろん私は、その送金をしていません。
送金を承認した覚えもありません😭消えています。。あれ、、でも8月に残高があったのに???あれはどういうことだったのだろう?
なくなっていたのは約1.16BTC
正確には、1.15995775BTC。
暗号資産は価格が大きく動くので、円でいくらだったかは、どの時点で計算するかによって変わります。ただ、今なら「勉強代でした」で済ませられる金額ではありません。
画面を見ながら、しばらく心拍数上がりすぎて固まってました。
銀行口座なら、誰かが勝手に送金すれば銀行へ連絡する。カードなら利用停止や補償の相談ができる。でもビットコインは、一度送金されれば取り消せません。
目の前に履歴はある。トランザクションIDもどこへ送られたかも見える。それなのに、戻せない。誰かもわからない。この「見えているのに触れない」という感じが、本当に気持ち悪いんです。
コールドウォレットなら安全ではなかったの?
ここは誤解のないように書いておきます。
現時点で、コールドウォレットの機器そのものが遠隔で破られたと確認できたわけではありません。
考えられる経路はいくつかあります。
- 復元用の秘密情報が、どこかで漏れた
- 偽サイトや偽アプリへ秘密情報を入力してしまった
- 機器や保管情報へ物理的に接触された
- 自分が気づいていない別の経路があった
ただ、現在も侵入経路は特定できていません。私は復元に必要な24個の単語を紙で保管し、オンライン上へ保存していないつもりでした。
それでも、資産は動きました。
「コールドウォレットを持っているから絶対安全」ではなく、復元情報を知った人は、機器が手元になくても別の場所でウォレットを復元できるということを、痛いほど思い知りました。
機器を金庫へ入れていても、復元情報が漏れれば意味がない。家の鍵を厳重に保管していたのに、合鍵の作り方を書いた紙を取られたようなものです。年を取っていったら…今でさえパスワードなんてすぐ忘れてしまうのに、安全に保管なんてどうやってすればいいのでしょう??
サポートへ連絡してわかったこと
すぐにウォレットのサポートへ連絡しました。
送金履歴、送金先、心当たりの有無などを伝え、調査を依頼しました。
サポート側でもブロックチェーン上の送金を追跡してくれましたが、暗号資産の取引は銀行振込のように、会社がボタンひとつで取り消せるものではありません。
また、詳しい情報提供や捜査上の連携には、警察など法執行機関からの正式な連絡が必要だという説明を受けました。
追跡した先はCoinJoinだった
友人にも協力してもらい、送金されたビットコインの流れを追いました。
すると、資金は最終的にCoinJoin(コインジョイン)と呼ばれる仕組みに関連するアドレスへ流れたことがわかりました。
CoinJoinは、複数の人の取引をまとめることで、どの入力がどの出力へつながったのかをわかりにくくする仕組みです。プライバシー保護のためにも使われますが、盗まれた資金の追跡という点では大きな壁になります。
ブロックチェーンはすべて記録されるから追跡できる。
私はそう思っていました。
確かに記録はあります。でも、途中で資金が混ざり、その先がわかりにくくなれば、「見えること」と「取り戻せること」はまったく別でした。
わかりやすく説明すると、1.16ほどのビットコインが玉ねぎの微塵切りみたいに細分化されて、今回私のは1回目で420分解くらいされていたんです。さらにそれが350回とか530回とか細々になって、その微塵切りが、超巨大肉の塊に入ってコネコネされて、ハンバーガーとなって、全国のバーガー店に行ってしまったと考えてみてください。私の玉ねぎの微塵切りは!?って特定できないでしょう?
警察へ相談してわかった現実
警察へ相談に行きました。取引履歴、送金先、サポートとのやり取り、これまで追跡した内容を説明しました。
ただ、暗号資産を使っていない人にとっては、「機器が手元にあるのに、なぜ中身だけ盗まれるのか」からわかりにくいですよね??そこで先ほどの、「24単語があれば、別の場所からでもBTCを召喚できる」という話をしました。
刑事さんは「ああー、なるほど」と理解してくれましたが、この説明が必要なこと自体、暗号資産被害を警察へ伝える難しさでもあると思いました。
しかし、海外サービスや暗号資産が関係し、さらにCoinJoinへ流れている状況では、警察として具体的に進めることは難しいという回答でした。
ウォレット会社と警察が連携して調べてくれるのではないか、と期待していましたが、それも現実には簡単ではありませんでした。送金履歴を示しても、犯人の身元へたどり着けなければ捜査や回収へつながりにくい。
暗号資産は国境を越えて一瞬で動くのに、捜査や制度は国境を簡単には越えられない。その差を突きつけられました。
私が今もわからないこと
今も、わからないことがあります。
- 復元情報がどこから漏れたのか
- 誰が送金したのか
- なぜ4月30日だったのか
- 盗まれたビットコインが最終的にどこへ行ったのか
- 取り戻せる可能性が本当にゼロなのか
心当たりをひとつずつ確認しても、確証はありません。証拠がない以上、誰かを犯人だと決めつけることもできません。この記事は、特定の会社や個人を告発するためのものではありません。ただ、2026年4月は仮想通貨の不正流出が過去最大だったそうです。
私の身に起きた事実と、同じ被害を減らすために知ってほしいことを残すために書いています。
同じ被害を防ぐために
今回のことで、私は「機器を持っているから安心」では足りないと知りました。もしかしたら2017年あたりの仮想通貨ブームの時によくわからないままコールドウォレットを使っていた人がいるかもしれません
- 復元用の単語は、理由を問わずウェブサイトへ入力しない
- サポート担当者を名乗る相手にも教えない
- メールや検索広告から、復元ページを開かない
- 保管場所を知る人を必要以上に増やさない
- 残高と送金履歴を長期間放置せず確認する
- 大きな金額をひとつのウォレットへ集中させない
- 万一に備え、購入履歴や移動履歴を整理しておく
私は「紙に書いているから大丈夫」「コールドウォレットだから大丈夫」と思っていました。安全対策は、ひとつしたら終わりではなかったんですね😅
では、無財だから財を失ったのか?
ここで四柱推命の話へ戻ります。
私は無財です(笑)財星は、お金だけではなく、人脈、家庭、管理、積み重ね、現実的な成果なども表します。でも、命式に財星がないから、それらが手に入らないという意味ではありません。
無財の人は、財星以外の力を使って財を築く。
私はそう考えています。
- 比肩・劫財なら、自分で仕事や事業を始め財を獲得しにいく
- 食神・傷官なら、表現や技術をお金へ変える
- 偏官・正官なら、行動力や社会的な仕事で財を築く
- 偏印・印綬なら、知識や専門性を仕事にする
私自身、四柱推命の鑑定や講座、鑑定ソフト、わらわら占い、古民家の仕事をしてきました。財星がないから、お金を作れなかったわけではありません。
人脈がなかったわけでもありません。今回も、追跡を助けてくれた友人、警察へ一緒に行ってくれた友人、話を聞いてくれた人たちがいました。ビットコインを失ったときに、逆に私には人とのご縁があったと気づいたんです。
盗まれた財と、消えなかった財
1.15995775BTCは、私のウォレットから消えました。
悔しいし、今も「返してくれ」と思っています。きれいな学びにして終わらせるつもりもありません。でも、一緒に消えなかったものもあります。
- これまで学んできた知識
- 自分で作った仕事
- 生徒さんやお客様とのご縁
- 助けてくれる友人
- 失敗しても、また何かを作る力
財産を失うと、自分の価値までなくなったように感じます。でも、口座の数字と、自分自身の価値は別です。無財だから財を築けないのではありません。
持っている別の星を使って、また作ればいい。
四柱推命は、失う運命を宣告するためのものではなく、自分がもう一度立ち上がるときに、どの力を使えるかを見るものです。
推定無財から確定無財へ。そして、ここから
推定無財から、確定無財へ。
タイトルでは笑っていますが、被害そのものは全然笑えません。悪人が世の中にはたくさんいて、こういうことをして人を悲しませる人がいる。悔しいけど、私は被害者でまだマシ。お金は消えたけど私まで消えたわけではありません。ビットコインは消えた。でも、仕事も、人脈も、知識も、経験も残っています。
そして、この経験を記事にして誰かの被害を防げるなら、盗んだ人にすべてを持っていかれたことにはならない。
財星がなくても、財は作れる。
そのことを、今度は私がここからもう一度証明していこうと思います。
自分の命式に財星があるか、どんな星を使って財を築くタイプなのか知りたい方は、まず無料のわらわら占いで自分のタイプを見てみてください👇
命式全体を見ながら、自分の星の使い方を知りたい方は鑑定付きお試しレッスンへどうぞ。









