四柱推命で病気はわかる?健康運の見方と五行バランス
四柱推命で病気の兆候は分かる?
最初に言っておきますが、四柱推命は病気を診断するものではありません。では、四柱推命で健康運を見るとはどういうことなのか??
四柱推命では、命式の中にある木・火・土・金・水の五行を見て、生まれ持った体のバランスや、負担がかかりやすいところを見るんですね。ここで大事なのは、単純に数を数えるだけではないということ。
「木がないから肝臓が悪い」
「金が多いから肺の病気になる」
こんなふうに単純に判断しません。五行は、それぞれが単独で置かれているのではなく、お互いに生み、洩らし、剋したり剋されたりしながら作用しているからです。
五行と体の関係
四柱推命では、五行と体の部位を次のように対応させて考えます。
| 五行 | 対応する体の部位 | |
|---|---|---|
| 木 | 肝臓・胆嚢 | |
| 火 | 心臓・血管 | |
| 土 | 脾臓・胃・消化器 | |
| 金 | 肺・大腸 | |
| 水 | 腎臓・膀胱 | |
私の鑑定書では、この五行の状態を五角形の図にして表しています。
どの五行が多いのか、少ないのか、まったくないのかが、命式だけを見るよりも分かりやすくなるのだけど、この図も見たままの数字でなかったり、数の多い少ないだけでは判断できないんです。ここから五行同士の関係をたどっていきます。
自分の五行バランスを確認したい方へ
私が作ったプロ用の鑑定ソフトHAPPY四柱推命PRO(ハピプロ)では、生年月日と出生時間を入力すると、命式と一緒にこの五角形の五行図も確認できます。
「自分はどの五行が多い?」「どこが少ない?」と気になった方は、まず実際の命式を出してみてください。ただし、表示された数だけで健康運を判断するのではなく、この記事で説明している相生・相剋やエネルギーの流れまで見ることが大切です。
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五行は「多い=悪い」「少ない=悪い」ではない
健康運を見るとき五行の数だけでついつい判断してしまいがちです。たしかに、極端に多い五行や少ない五行は気になります。しかし、本当に見たいのはその五行が命式の中でどのような状態に置かれているかです。
ある五行が多すぎれば、その五行から剋される側に負担がかかることがあります。
さらに、剋されて弱っている五行から洩れる星が多ければ、少ないエネルギーがいっそう外へ流れてしまいます。反対に、ほかの五行から必要以上にエネルギーを取られている場合もあります。
私は、次のような感じで見ています。
- どの五行が多く、どの五行が少ないか
- 多い五行が、どの五行を剋しているか
- 弱い五行から、さらにエネルギーが洩れていないか
- ほかの五行にエネルギーを取られすぎていないか
- 大運や年運が加わったとき、バランスがどう変わるか
命式全体の流れを見て、ようやく「ここは無理をさせない方がよさそうだな」と考えられるのです。
五行の流れを具体例で見てみよう
言葉だけでは分かりにくいので、五行の流れを具体的に見てみましょう。
例1:金が多く、木が弱い場合
五行には、金が木を剋す「金剋木」という関係があります。
命式の中で金がとても多く、木がもともと少なければ、木は強い金から繰り返し剋されることになります。さらに火が多ければ、木は火を生じるため、弱い木のエネルギーが火へ洩れていきます。
この場合は、単に「木が少ない」と見るのではありません。
金から剋され、さらに火へ洩らしている木として見ます。同じ「木が一つ」でも、周囲に何があるかによって負担の大きさが変わるのです。
例2:土が多く、水が弱い場合
土は水を剋します。これを「土剋水」といいます。
命式に土が多く、水が少なければ、水は土から強く剋されます。そこへ木が多くあると、水は木を生じる側なので、今度は水のエネルギーが木へ洩れていきます。つまり水は、土から剋されながら、木へもエネルギーを渡している状態になります。
水の数だけを見れば「一つあるから大丈夫」と思うかもしれません。しかし、実際にはその一つがかなり忙しく働いていることもあるのです。
これが、五行を数だけでは読めない理由です。
五行のつながりを読めるようになりたい方へ
五行の対応表を覚えるだけなら、それほど難しくありません。でも実際の鑑定では、今回のように「剋されている」「洩れている」「ほかの五行にエネルギーを取られている」と、複数の関係をつなげて読んでいきます。
星の意味は分かるのに、いざ鑑定しようとすると言葉が出てこない方は、ここで止まっていることが多いんですね。
HAPPY四柱推命教室の鑑定付きお試しレッスンでは、ご自身の命式を実際に見ながら、五行や通変星をどうつなげて読むのかを一緒に確認します。
五行がゼロなら病気になるの?
鑑定で五行図を見たとき、「火がゼロです」「木がありません」と言われると、不安になる方もいると思いますが、命式にない五行があるからといって、その部位が必ず悪くなるわけではありませんよ😊
命式は、生まれた瞬間の八字だけで一生固定されるものではないからです。大運や年運から、そのときどきの五行が加わります。また、ゼロの五行がなくても、ほかの五行との関係によって負担がかかることもあります。逆に、ある五行がたくさんあるから安心とも限りません。
多すぎることで別の五行を強く剋したり、自分が生じる五行へエネルギーを洩らしすぎたりすることがあるからです。命式全体の中でその五行がどのように働いているかを見ることです。
健康運は大運・年運でも変わる
生まれ持った命式に、大運や毎年の運気が加わると、五行のバランスは一時的に変化します。もともと多い五行がさらに巡れば、偏りが強まることがあります。反対に、少なかった五行が巡ることで、バランスが取りやすくなる場合もあります。
ただし、ここでも「足りない五行が来たから必ず健康になる」「多い五行が来たから病気になる」とは単純に見れない場合もあります。健康運が気になる時期とは、病気を言い当てる時期ではありません。
いつも以上に無理を重ねていないか、生活や体調を振り返る時期、また気をつけなければいけない指針として活用するのがよいと思います。
五行から分かるのは「暮らしを見直すヒント」
健康診断の数値や、痛み、発熱、しびれなどの症状は、医療の分野で確認するものです。鍼やツボなども陰陽五行の思想がありますが、同じように四柱推命で検査結果の代わりはできません。
でも、命式を見て自分の偏りを知ることは、普段の暮らしを振り返るきっかけになるなととても感じます。体のことだけではなく、性格的なものも見えますからね。仕事や家事を休まず続けてしまう人なら、疲れを感じる前に休む。忙しさで健診を後回しにしている人なら、予約を入れる。すでに気になる症状がある人なら、自己判断を続けず病院へ行く。
占いで「大丈夫」と安心するためではなく、自分の体を雑に扱わないために使うと良いかなと思います。ただ、なぜかしら五行のバランスで健康運を見ると当たっていることは多いのです。統計学なのかなぁ?不思議と思ってしまいますね。
四柱推命で健康運を見るときの注意点
- 一つの星や五行だけで病気を決めつけない
- 五行が多い・少ないという数字だけで判断しない
- 相生・相剋などエネルギーの流れを見る
- 大運や年運を含めて、バランスの変化を見る
- 具体的な症状は占いで判断せず、医療機関へ相談する
そんな鑑定師はいないだろうけど「あなたは水がないから腎臓病になります」などと、命式だけで病名を言われても、必要以上に怖がらないでくださいね。それをどうしたら修正するかを考えられるんですから。
四柱推命の健康運は、病気を宣告するためのものではありません。自分の体質傾向を知り、無理をしやすいところに早めに気づくためのものです。
まとめ
四柱推命では、木・火・土・金・水の五行から健康運を見ますが、五行が多いから悪い、少ないから病気になるという単純なものではありません。
多い五行がどこを剋しているのか。弱い五行からさらにエネルギーが洩れていないか。ほかの五行に力を取られすぎていないか。そこまでたどって、命式全体を見ていきます。
健康は、命式の一部分だけで決まるものではありません。
四柱推命は、自分の体を知る入口の一つ。気になる症状がある場合はきちんと医療機関へ相談しながら、毎日の体調管理に役立ててくださいね。
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