2024年、新しいお札の顔となる「渋沢栄一」さん。
タイプは違えど「岩崎弥太郎」さんと双璧をなして現代の日本経済の基盤を作った方。2021年の大河ドラマ「青天を衝け」を見ていた方も多かったのではないでしょうか？
なんと今まで新札になる度に、渋沢栄一さんは何度も候補に上がっていたのだそう。だけど、偽札対策として髭がある人しか採用できず、髭なしの渋澤さんが選ばれることはなかったんですね。でも、今の技術では髭のあるなしは関係ないので選ばれたんですって
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渋沢栄一さんの偉大な功績
たくさんありすぎますが、中でも銀行を創設したのが最大の功績ではないでしょうか？
シーボルト兄弟の協力を得て、第一銀行を創設。ちょっと懐かしい第一勧銀ですね。今はみずほ銀行に名前が変わっています。さらには今の東京証券取引所も設立して、銀行と株式会社の制度を整えていきました。
渋沢栄一さんが事業に関わった企業は500以上と言われていて
- 東京海上日動火災保険
- 東京ガス
- 東洋紡
- 日本製紙
- 大日本印刷
- 東京電力
- IHI
- いすゞ自動車
- サッポロ、アサヒ、キリンなどの麦酒会社
- 帝国ホテル
- 古河電気
- 富士通
- JRなど（他も多数）
主たる企業の元となる企業の発起人や相談役を務めていたようですが、これだけのエネルギーとパワーってどこにあるんでしょう？？凄すぎます💦
経済だけでなく医療や国際交流にも力を注ぎ、公益を重んじてきた方。女性にもモテモテだったようで、妾さんは多すぎて人数分からないのだそうです🫢💦幕末から明治にかけてはまだまだ妾が普通だった時代ですしね。
この渋澤倉庫見かけたことないですか？これは大阪の茨木の写真ですが、東京でも稲毛？辺りでも見覚えがあります。
渋沢栄一さんの四柱推命鑑定
渋沢栄一さんの命式はこちら👇
日柱の「甲戌」は日座中殺と言われ才能豊富な星！しかしながら恋愛体質なんですよ💦似たような星の「沐浴」もありますね。そして「傷官」がありますから美的センスも素晴らしく別嬪さんが大好き。主星に劫財・帝旺ですから、全てにおいてエネルギーがすごい方という感じですね。さすがです。
自星・洩星・財星・官星・印星の全てを持っている「五徳」。バランスが良い！ロックフェラーさんや石原裕次郎さんも同じく「五徳」なんですよね。
生まれ時間は資料にないので、時柱は何かを探りたくなったのですが、強い甲木を生かしてこれだけ大成したということは洩星の火があるはず。火が来れば五行周流するし、ということで全て陽干のイメージでもあるため「丙寅」がぴったりかなと予想してみました。
幼い頃から「論語」を学び、公益と社会貢献を目指して、日本経済に還元していたという渋沢栄一さん。五徳の方って人格者が多いけれど、月柱に劫財・帝旺の五徳はやっぱりすごいなぁという印象です。
家庭はなかなか難しかった
「甲戌」という日座中殺は今まで何度も鑑定してきていますが、結婚が破綻している方が多いんですよ。自由という発想を持った方が多いし多才（多妻？）
渋沢栄一さんは、最初の奥様との間に生まれた長男の篤二（とくじ）に随分悩まされました。彼が9歳の時に母が亡くなり、おまけに姉夫婦に預けられたのですから寂しさはこの上なかったことでしょう。
長男・篤二さんの命式はこちら👇
有名な方の家庭というのはとても難しいですね。特に長男には並々ならぬプレッシャーがかかる。実際渋澤家のお正月なんかは堅苦しくて大変だったようです。プレッシャーから逃れたかったのか、長男の篤二さんは多趣味で女遊びに走りすぎて父である渋沢栄一さんに勘当されています。彼自身も長男のことを責められる立場でもなかったんですけどね🙄
偏財に沐浴に、、自星が偏印で主星が印綬ですからね😅頭はいいはずなんだけど、恋愛絡みになると真っ白になる印綬ですし、何かに助けを求めたかったのでしょうね。偉大な父といつも比べられていたはずですし、苦しい人生だったのかなと想像がつきます。
ですが勘当されてからは、悠々自適に幸せな人生を送ったようです。期待をされて期待通りに生きなければいけないってどれだけしんどいことでしょうか？
公益や社会貢献≠家庭の幸せ
家庭でも、社会においても両方完璧にできるってのはやっぱり難しい。誰かを立てれば、どこかで不協和音がする。誰かの顔色を見て過ごすのではなくて自分の理念や思いをブレずに突き通せるかどうか、その勇気があるかどうかが必要だなと改めて思ったのでした。
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