四柱推命|マサイ族長老に嫁いだ日本人から学ぶシンプルな生き方とは
マサイ族長老に嫁いだ日本人
先日、私が所属している地域商人というコミュニティのイベントで、日本人でありながら、ケニアでマサイ族の第2夫人として暮らしている女性、マキさんのお話を聞く機会をいただきました。
「え?マサイ族の第2夫人?」面白そう!絶対聞きたい!って思ったので、参加できてラッキーでした😁 話を聞いていると、マキさんのそこに至るまでの生き方、そして決断したこと、マキさん自身の考え方にすごく惹かれてしまいました。
マキさんは若い頃、ツアーガイドとしてさまざまな国を渡り歩き、最終的にアフリカへ辿り着いたそうです。そしてケニアで暮らしていたある日、マサイ族の長老から突然こう言われたそうです。
「今度、うちに来なさい」
ただ、お呼ばれ感覚で訪ねてみたそうです。そうすると…あれあれ?会ったばかりなのに、どうも結婚しなさい?みたいな話の流れになったそう…日本人的な感覚でいうロマンチックなプロポーズではなく(笑)
それでも、マキさんは、そんな流れも面白いかもと思ったそうなんです。
「こういう人生があってもいいのかも」
そんな感覚で、マサイ族の暮らしの中へ入っていったそうです。
人生はハプニング
実は、若い頃の私もかなり海外を飛び回っていました。1人旅をしたり、3カ国でホームステイをし、仕事の買い付けで海外へ行くことも多かったんです。そりゃぁもう!いろんなハプニングが起こりました。
中国では仕入れ用に100万近く入ったカバンを盗まれ、夜中まで警察とやりあったり。イタリアの地下鉄で無賃乗車で違反切符切られたり、マルタに滞在中、1人でシチリア島旅行に出かけた際になかなかの恐怖体験をしたこともあります(笑)ポーランド人に求婚されたこともあったなぁ😅
マルタ滞在中はイタリア人グループと遊んでた🤭
今となっては笑い話ですが、トラブルが起きた当時は必死だったと思います。でも、不思議で…そんなハプニングすら、私にはどこか「面白いネタ」だったんです。日本にいて、同じ毎日を繰り返しているだけでは起きなかっただろう出来事。
想像もしなかった景色。知らなかった価値観。そういうものに触れることが、とてつもなく楽しかったんです。
だからマキさんの話を聞いた時、単純に「珍しい人生だな」と思ったのではなくて、むしろ、「あぁ、ちょっと分かる」と思ったんです。流れるように自由に生きたい。自分では知る余地もない流れの中に飛び込んでみたい。
そういう気質が、自分の中に昔からあったなぁと思います。
転ばぬ先の杖
私たちは人生の大きな決断ほど、考えて、比較して、情報を集めて、立派な転ばぬ先の杖を刺して失敗しないように進もうとします。答えをもらってから、あるいは保険をかけて安全を確かめてから動こうとします。令和の子はこれにプラス「効率や合理性」を考えるようですね。
- それは合理的ですか?
- 何のためになるんですか?
- それ無駄じゃないですか?
でも、頭から煙出るくらい考えたからミスらないわけじゃないし、やり始めたら色々トラブルは起こる。だからやりながら軌道修正しなくちゃいけない。答えなんてないんですよ。そしてトラブルが起こらない道なんて道じゃないんですよ。
無菌ルームで育てられ、ピカピカに舗装された道しか歩けない人は、ちょっと泥が飛んだだけで「訴訟だ!」、何か言われただけで「辞めまーす」、さらに辞めるのですら「モウムリ」みたいなサービスに頼んでしまう。何もかもが人任せになってしまうんじゃないでしょうか?
マサイの生と死
ところで、マサイ族の人たちは、人間を特別な存在とは考えていないそうです。サバンナにはシマウマやキリン、ライオン、たくさんの動物がいる。その中に人間もいる。
ただそれだけ。
自然の命の循環の中の一つの存在。そんな感覚で生きているそうです。以前までは亡くなった方のご遺体はそのままそのあたりに置いて、ハイエナが綺麗にして自然に還っていたそうです。
今は土葬しなければいけないという国の決まりになっているらしいよ
日本のような宗教観や弔いの文化がないそうで、どんなに偉い人でも亡くなったら人ではない、土に還るだけ。3回忌も7回忌も何もない。高い金額を出して地球の資源を使って火葬して、お墓に入る必要もない。ただ、地球のサイクルにおさまっていく感覚。私は、なんだかシンプルで羨ましいなぁって思いました。
マサイの戦士
余談なのだけど、マキさんのお話で衝撃的だったのは、マサイ族の勇敢な男たちはライオンと戦うそうです。寝込みを襲ったり、後ろから襲うなどの奇襲をかけてはいけない。正々堂々と男らしく戦うのが掟。
ライオンはマサイ族を見ると怖がるそうです。彼らからすると人間は「槍と短刀」という道具を使う得体の知れない生き物だと思っているのでしょう。でももちろんその中でも勇敢なライオンのオスは戦いに挑み、どちらかが大怪我をしたり命を落としたりします。おそらく普通では理解できない生き物同士のプライドや尊厳みたいなものがあるような気がします。
ライオンに勝利できたマサイ族の男はたった5%。その男は勇者として讃えられる。マキさんのご主人ジャクソンさんはその5%の1人なんですって!
ライオンが絶滅危惧種になって、これも今はなくなったそうです。

マサイの恋愛事情
マサイの人たちは生と死が目の前で繰り広げられるサバンナの中で暮らしているせいか、他人に対する嫉妬心とか、恋焦がれる恋愛ってものがないのだそうです。
夫のジャクソンさんがライオンに勝った時は英雄として讃えられたけど、マサイ族で初めて「日本人を嫁にした」時もみんなから相当讃えられたのは?って聞いたのですが、「あーーー全っ然!!なーんにもない!全くの無よ無!」という答えでした😅
マキさんは第二夫人だけど、第一夫人とはすごい仲良しで、むしろ旦那さんとの方が距離があるという感じだそうで、嫉妬なんて煩わしい感情がないのだそうです。男同士での妬みや羨ましいという感情もないんだって。
マサイ族に相性占いとか教えてもやらないだろうなぁ😐
マサイの役割
マサイ族には4段階の年齢区分があるそうで。子供の頃、青年期、中年期、老年期。そして、子供ならヤギのお世話、中年層は若者への指導、といった年代別の役割があって、年と取るほど忙しくなるんだそう。武器の使い方なんかの「経験」を一つ上の世代が教えてという流れがあるから、年上を敬うという自然の形が生まれるのね。
日本は逆ね。60歳や65歳のまだまだ働ける年齢で引退。仕事を拠り所とする男性は特に引退後にもぬけの殻化することが多い。最新技術がどんどん出てくるから、それについていけない年寄りはもはやポンコツ扱いになることもある。時代の流れが早過ぎて生きている間にガラパゴス化してしまっていくことがあるのが都会のジャングル。ライオンも衰えたオスは若いオスにやられるから、そこは似ているのかもだけど。。
やっぱり人間って役割がないと生きている意味が見出せないから、年を取っていても役割があるとイキイキしているし、若くても役割が見つからない人はショボショボしていると思うんですよね。
だから40代50代からの、自分のお役目を知りたいという相談が多いのかも知れません。
マサイはシンプル
なんで、マサイの話にこんなに惹かれちゃうのかな?
- 人間も命の循環の中の1つ
- 自然に生き自然に還るもの
- 経験を伝えていく
- 生き方がシンプル
情報社会に少し疲れてしまっている私は、羨ましく思っているところがあります。
先日、友人がスマホのトラブルで1週間ほどスマホを使えなかったそうです。思いがけずデジタルデトックスできて、なんだかスッキリしたのだそう。気がついたら画面を見る、通知が来たら見る、何もなくても見る…そんな煩わしさから解放された1週間だったようです。
たいした幸福がスマホの中にあるはずもないのに、目を上げてみれば身近に仲間がいるはずなのに、私たちはあの小さな機械に何を期待しているんでしょうか。
大地に触れる
私は子供の頃、田んぼで遊んで育ちました。土の匂い、虫の声、広い空。そんな原風景がずっと心のどこかに残っているんです。肥溜めにハマったこともあって、親にこっぴどく怒られました。それを求めてなのか分からないのですが、無性に惹かれてしまい、2024年九十九里に古民家を買ってしまいました。
その古民家の周りには、今も田んぼが広がっています。空がとてつもなく広くて、時間の流れもゆったりしているんです。草を狩り、竹を伐採し、カマキリをつかまえたり、自然と触れ合っていると、なんだか「あぁ、生きてるな」って思う。
土の効果
今住んでいる東京はアスファルトばかりで、土に触れることがあまりありません。夏は犬を散歩していても足裏が火傷してしまうくらい。アスファルト舗装しないと雑草が大変で整備が追いつかないので仕方ありませんが。。
土はひんやりと熱を吸収するし、微生物がたくさんいて以下のような効果があるそうなのです。
- 「セロトニン」の分泌でメンタル安定
- 免疫向上・自律神経のバランス調整
- ストレス低下とリフレッシュ効果
- 体の不要な静電気の放電効果
土には「ばい菌」がいるとか「汚い」とか悪い部分にばかり目を取られて、とても良い効果が忘れられているんですよね。最近はアーシングしたり、田舎暮らしをチョイスする人が増えているのは、土に触れたいと身体が求めているのかもしれないです。
近くの九十九里浜でアーシング。放電効果で体を整える。マサイ族の脅威
マキさんは、マサイ族の中でどんな活動をしているのかというと、今一番脅威になっているのが「キリスト教」らしいのです。マサイのコミュニティの仕組みや教えは揺らぐことがなかったのに、信仰というものが入ってくると、心が持っていかれてしまう。
マサイ族の伝統を消さないように活動しているそうで、こんなところにも情報の波が押し寄せて、古き良きものがどんどんと消えてゆくのかなと感じました。
昔ながらの商店や商店街が、巨大ショッピングモールに潰されていくのと似たような寂しい感覚を覚えます。
その昔、日本でも「士農工商」という制度があった江戸時代に、神の前では皆平等という考えの「キリスト教」が入ってきたことで鎖国をしましたよね。
まとめ
マサイとは比べることもできないし、マサイのようになることもできないけど、シンプルな生き方に魅力を感じました。
年を重ねていくと「足し算」よりも「引き算」が必要になります。不要なものを削ぎ落としていく。情報を増やすことよりも、自分に本当に必要なものを知る。たくさん持つことよりも、自分が心地良い生き方を選ぶことが、自分の人生の最後を豊かにしてくれると思います。
便利になったはずなのに、なぜか苦しい。
私は、これから少しずつ「シンプル」を取り戻していきたいと思っています。
今日は四柱推命とは全く違う内容でごめんね🙏









