占いはなぜ世界中で人気?みんなが本当に知りたいのは「自分」だった
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占いは日本だけのものではありません。
空を見上げて星を読み、暦を作り、生まれた日から運命を考える。人は大昔から、見えない未来や自分自身を知ろうとしてきました。
国や宗教によって占いとの距離感は違いますが、「私は何者なの?」「これからどうなるの?」という疑問は世界共通なのかもしれません。
世界三大占術とは?
日本では、次の3つを「世界三大占術」と紹介することがあります。
- 四柱推命(中国で発展した東洋の占術)
- 西洋占星術(古代メソポタミアを源流に発展)
- インド占星術(インドで発展した占星術)
ただし、世界中の占い師が公式にこの3つを認定しているわけではありません。「世界三大料理」と同じで、誰が決めたんやろう?というところはあります(笑)
共通しているのは、生年月日など、その人が生まれた時点の情報から人生の傾向や運気の流れを読む命術(めいじゅつ)だということです。
大きな人生の流れを見るなら命術。今の相手の気持ちや近い未来を見るなら卜術。現在の状態を見るなら相術。
同じ「占い」でも、得意分野が違うんですね。
世界で占いとの付き合い方は違う
中国・香港・台湾では、八字と呼ばれる四柱推命や風水、易などが知られています。インドでは占星術が生活や人生の節目と結びつき、タイでも生まれた曜日や吉日を大切にする文化があります。
結婚日、開業日、赤ちゃんの名前など、日本なら「そこまで占いで決めるの?」と思うようなことまで、暦や占星術を参考にする地域もあります。
一方で、宗教上の理由から占いを避ける人たちもいます。
ドバイ在住の生徒さんに聞いたところ、現地で鑑定を受けるお客様は、仕事で滞在している中国系やヨーロッパ系の方が中心だったそうです。
もちろん、イスラム教徒なら全員が同じ考えというわけではありません。キリスト教圏でも、占星術を楽しむ人もいれば、宗教上の理由で避ける人もいます。
国でひとまとめにするより、宗教や家庭、本人の価値観によって占いとの距離が違うと考えた方が近いでしょう。
日本人は神様の掛け持ちに慣れている
日本では、お正月は神社へ行き、結婚式は教会、お葬式はお寺ということも珍しくありません。
私の家系は浄土真宗なのに、私はキリスト教の学校へ通っていました。おばあちゃんは「どの神様もみんな同じ」という考えで、お墓の前では般若心経と天使祝詞(めでたしの祈り)の両方を唱えていました。
神様、仏様、占い師様。困ったときには総動員です(笑)
ひとつの信仰に厳密に決めない自由さがあるからこそ、日本では神社、占い、コーチング、スピリチュアルなどを、その時々で使い分ける人が多いのかもしれません。
占いは小さくないビジネスになっている
矢野経済研究所の調査では、2023年度の日本の占いサービス市場は約997億円。スピリチュアル関連ビジネス全体では約4兆2,418億円と推計されています。
4兆円って、ちょっと待って。みんな、どれだけ悩んでいるのよ💦
アメリカでも、占星術・手相・霊能鑑定などを含むサービス市場は大きく、スマホアプリやオンライン鑑定で若い世代にも広がっています。
ただ、利用者全員が人生のすべてを占いで決めているわけではありません。楽しみとして見る人、自分を考えるヒントにする人、不安なときだけ頼る人。付き合い方はさまざまです。
アニメやゲームから東洋思想へ入る外国人
近年、海外で陰陽五行や十二支など東洋の考え方に興味を持つ人が増えている背景には、日本のアニメやゲームの影響もあると思います。
「NARUTO」「呪術廻戦」「鬼滅の刃」「もののけ姫」などには、陰陽道、神道、仏教、干支、五行を思わせる題材がたくさん出てきます。
私は10年間ホストマザーをしていますが、うちへ来る外国人の子たちも、アニメをきっかけに日本を好きになった子が本当に多いです。
フランスから来た子が毎日陰陽五行を勉強し、九字切りまで披露してくれたこともありました。
日本人より詳しいやん、と驚きます😅
鬼滅の刃にも十干が登場する
「鬼滅の刃」では、鬼殺隊の階級に十干の順番、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
が使われています。甲が最上位、癸が一番下で、炭治郎たちは癸から始まります。
実際の四柱推命では、甲が偉くて癸が下という階級はありません。
でも、良い刀である庚を鍛えるには、煉獄さんのように心を燃やす丁の炎が必要。大樹である甲を材木として活用するには、庚の斧が必要。
そんなふうに十干を知ってから作品を見ると、「この関係、五行っぽいぞ」と勝手に深読みできる。作者がそこまで意図したかどうかは知りませんが、四柱推命を学ぶとアニメまで二度おいしいんです。
十干10種類の性格や関係はこちらにまとめています👇
四柱推命の十干とは?甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の性格一覧
占いはなぜ世界中で人気なの?
私は45歳まで、占いにほとんど興味がありませんでした。
占いなんかで何がわかるの?と思っていたし、テレビで某占い師が「地獄に落ちる」と言っているのを見て、占い怖い、嫌いやわと思っていました(笑)
ところが、45歳で人生最大のピンチが訪れました。
「なんでこんなことが起きたの?」
「私はこれからどうすればいいの?」
カウンセリングや心療内科が悪かったわけではありません。でも、当時の私に一番響いたのは四柱推命でした。
自分の性質、無理をしていたこと、同じところで何度もつまずく理由。言葉にならなかったものを、命式が言葉にしてくれたんです。
未来を当ててもらったから救われたのではありません。
自分でもわからなかった自分を、初めて説明してもらえた。
だから、前へ進めたんだと思います。
みんなが知りたいのは、未来より「自分」
占いへ来る人は、未来の出来事を知りたいように見えます。
- 私は何のために生まれてきたの?
- どんな仕事が向いている?
- 私に合う人はどんな人?
- いつ結婚できるの?
- 子どものやる気スイッチはどこ?
でも、その奥にあるのは、
「私はこのままで大丈夫?」
という気持ちなのかもしれません。
人の悩みに数学のような正解はありません。だから、何もない広い空間で答えを探すより、命式という地図を一枚もらうことで、進む方向を考えやすくなるんですね。
占いは人生の答えではありません。
でも、自分なりの答えを見つけるための手掛かりにはなります。
占いに出会うのにもベストタイミングがある
「もっと若い頃に四柱推命を知っていれば良かった」
私も思いましたし、お客様からもよく言われます。
でも、若い頃に同じ話を聞いても、きっと響かなかったと思います。
そこまで本気で自分を知る必要がなかった。だから出会わなかったのでしょう。
私にとっては45歳が、早くも遅くもないベストタイミングでした。
今この記事を読んで「自分のことを知りたい」と思ったなら、あなたにとっては今がタイミングなのかもしれません。
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まとめ|占いは自分を知るための共通言語
占術の形も、宗教との関わりも、国によって違います。
それでも世界中から占いがなくならないのは、人間がずっと「自分は何者なのか」を知ろうとしてきたからではないでしょうか。
占いを信じるか、信じないかの二択にする必要はありません。
自分を決めつけるためではなく、知らなかった自分を見つけるきっかけとして使えばいい。
私にとって、そのきっかけが四柱推命でした。
四柱推命をきっかけに、私が忘れていた「感謝」に気づいた話はこちら👇
「ありがとう」で運気は変わる?外国人留学生から学んだ幸せの法則
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