四柱推命で土が多い人の健康運|ガンや婦人科系になりやすい?
四柱推命で「土が多い」とは?
四柱推命では、命式の中にある木・火・土・金・水の五行を見ます。
その中でも土が目立つ命式を、この記事では分かりやすく「土が多い」と呼びます。しかし、同じ土が三つある人でも、全員が同じ状態になるわけではありません。
生まれた季節によって土の強さは変わりますし、周りにある木・火・金・水との関係でも働き方は変わります。地支の組み合わせによって土が強まることもあれば、大運や年運から土が巡って、一時的に土の偏りが大きくなることもあります。
ですから、「土が三つあるから病気になる」「土が多いから必ず胃が悪い」などとは見ません。
土は「中央」。お腹や消化器と関係する
五行で土は中央を意味します。体でいえば真ん中、お腹です。
東洋の考え方では、土は脾臓・胃・消化器を表します。私が実際の命式とその方の体調を見ていると、土が多い方には、胃腸や消化器などお腹まわりの不調が出ていることが多いんですね。実際私も土が多くて、腰痛があったり胃腸はよくないです。
また、土には「受け止める」「蓄える」「形にする」という性質があります。適度なら安定感や継続力になりますが、多くなりすぎると、抱え込む、溜め込む、動きにくくなるという出方をすることがあります。
健康運では、私はこの状態を「滞る」「詰まる」というイメージでも見ています。
土が多い方に、私が実際によく見るもの
私の鑑定経験では、土が多い方に次のような病気や不調が重なることがあります。
- 糖尿病
- 胃や消化器など、お腹まわりの病気
- 婦人科系の病気
- 脳梗塞・心筋梗塞など、詰まりを連想する病気
- 乳がん・子宮がんなど、体の中央に近い部分の病気
ここで誤解しないでほしいのは、これらを医学的に同じ種類の病気だと言っているわけではないことです。また、土が多いことが、糖尿病やがん、脳梗塞などを引き起こすと断定しているわけでもありません。
四柱推命の読みとして、土の「中央」「蓄積」「滞り」という性質と、実際にお聞きした病歴を照らし合わせると、私には共通するものが見える、という話です。
土が多い方の心筋梗塞が重なったことがある
2024年、私の周りで心筋梗塞になった方が何人か続きました。
もちろん、年齢も生活習慣も既往歴もそれぞれ違います。ところが命式を確認すると、土が多い方が重なっていたんです。
一人だけなら偶然と思います。しかし何人か続くと、鑑定師としては「土の滞りや詰まりが出ていないかな」と命式をもう一度見直したくなります。
だからといって、土が多い人を見て「心筋梗塞になります」と言うことはできません。反対に、土が少なければ心筋梗塞にならないとも言えません。
ただ、土が強すぎる命式に、さらに土や火が巡って偏りが大きくなる時期なら、私は無理を重ねていないか、健診を後回しにしていないかを確認してもらいます。怖がらせるためではなく、体を点検するきっかけにしてほしいからです。
土が多いだけではなく、五行の流れを見る
土の健康運を見るときも、土の個数だけを数えて終わりではありません。周りの五行との関係を見ます。
火が多いと、さらに土が増える
五行では、火が土を生みます。これを「火生土」といいます。
もともと土が多いところへ火も強く働けば、土にさらにエネルギーが集まります。命式だけではそれほど目立たなくても、大運や年運で火や土が加わったときに偏りが強まる方もいます。
木が弱いと、土を押さえにくい
木は土を剋します。これを「木剋土」といいます。
土が多くても、それを押さえる木が働いていれば、土だけが一方的に強くなるとは限りません。しかし木が少ない、弱っている、ほかの五行から剋されている場合は、土を押さえる力が足りなくなることがあります。
土が多いと、水に負担がかかることもある
土は水を剋します。「土剋水」です。
土が強く、水がもともと少なければ、水は土から強く剋されます。さらに水から木へエネルギーが洩れている場合は、少ない水がもっと忙しく働くことになります。
このように、土が多い人の健康運を見るときは、土そのものだけでなく、火・木・水がどんな状態なのかまでたどります。
自分の五行バランスを確認したい方へ
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この図を見ると、土がどのくらいあるのか、ほかの五行との偏りはどうなっているのかが分かりやすくなります。ただし、図に出た数字を見たまま健康運に置き換えるのではなく、相生・相剋や生まれた季節、大運・年運まで見ることが大切です。
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土が多い女性は婦人科系も確認する
土は中央、つまり体の真ん中を表します。そのため私は、女性の命式で土が多い場合、胃腸だけではなく婦人科系の状態もお聞きします。
実際に鑑定していると、子宮や卵巣の不調、乳がん、子宮がんなどを経験している方に出会うことがあります。これも「土が多い女性は婦人科系の病気になる」という意味ではありません。
たとえば、同じように土が多くても、木が土を押さえている人、金へうまく洩れている人、運気から土がさらに加わっている人では状態が違います。病歴や年齢、生活も一人ひとり違います。
ですから私は、命式を見て病名を当てるのではなく、土の偏りが大きい方には、お腹や婦人科系の検診を後回しにしていないかを確認するようにしています。
乳房のしこり、不正出血、強い腹痛など気になる症状がある場合は、次の健診まで待たずに医療機関へ相談してくださいね。
土が多い人は、いつ気をつける?
生まれ持った命式だけではなく、大運や毎年の運気も見ます。
たとえば、もともと土が多い人に土の大運が巡り、さらに土の年が重なれば、土の偏りが強まります。また、土を生じる火が強く巡る時期も、結果として土が強くなることがあります。
反対に、土が多くても、土の力が別の五行へ流れたり、土を押さえる五行が働いたりする時期もあります。
だから「土が多い人は一生ずっと危ない」という読み方はしません。
いつ偏りが大きくなるのか。その時期に、どこへ負担が流れるのか。そこまで見て、健診を受ける、無理な働き方を見直す、気になる症状を放置しないという現実的な行動につなげます。
五行を命式全体で読めるようになりたい方へ
五行の対応表を覚えるだけなら難しくありません。しかし鑑定では、「土が多い」で終わらず、火から生じられているのか、木から押さえられているのか、水を剋しすぎていないか、大運や年運で何が加わったのかをつなげて読みます。
星の意味は知っているのに、実際の命式になると言葉が出てこない方は、この五行のつながりで止まっていることが多いんですね。
HAPPY四柱推命教室の鑑定付きお試しレッスンでは、ご自身の命式を実際に見ながら、五行や通変星をどのようにつなげて読むのかを一緒に確認します。
土が多いと言われたら、何をすればいい?
土が多いと分かっても、それだけで怖がる必要はありません。占いだけで病気を防げるわけでも、命式だけで病気が決まるわけでもありません。
まずは、次のような当たり前の確認を後回しにしないことです。
- 健康診断や必要ながん検診を受ける
- 血糖値や血圧など、健診で指摘された数値を放置しない
- 胸の痛み、息苦しさ、しびれ、ろれつが回らないなどの急な症状は、占いで様子を見ず、すぐ医療につなげる
- 腹痛、不正出血、乳房のしこりなどがあれば、健診を待たず受診する
- 大運や年運で偏りが強まる時期は、忙しさを理由に体の確認を後回しにしない
四柱推命の役割は、病名を言い当てることではありません。自分では見過ごしやすい偏りに気づき、現実の健診や受診につなげることだと思っています。
まとめ
土は五行の中央にあり、体では脾臓・胃・消化器など、お腹まわりと関係します。
私の鑑定経験では、土が多い方に糖尿病や婦人科系の病気、心筋梗塞や脳梗塞、乳がんや子宮がんなどが重なることがあります。そこに、土の「蓄える」「滞る」「詰まる」という性質を感じることもあります。
ただし、土が多いという一つの条件だけで病気になるわけではありません。
火がさらに土を生じていないか。木が土を押さえられているか。土が水を剋しすぎていないか。大運や年運で偏りが強まっていないか。命式全体の流れを見て判断します。
土が多いと言われたら怖がるのではなく、お腹や婦人科系を含め、自分の体を確認するきっかけにしてくださいね。
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